結局、カナヘビの餌は何がいいのか。活餌を徹底解説。

 

 

筆者
こんにちは。

今回は、カナヘビの餌昆虫について解説していきます。

餌昆虫にもいろいろありすぎて、結局何がいいのかわかりませんよね。

今回は、もう餌昆虫に迷わないよう解説を行っていきますのでぜひご覧ください。

 

 

カナヘビには生きた虫が最適

カナヘビの餌として最適なのは、生きた虫です。

当然ですが、野生のカナヘビも、生きた虫を捕食しているわけですよね。

ということは、生きた虫を与えるのが一番いいですよね。

 

カナヘビの餌には生きた虫が一番!

 

 

活餌の選び方は?

ここでは、活餌の選び方について解説していきます。

カナヘビの活餌の選び方として、以下の点を提案します。

  • カナヘビが食べるのに最適な大きさか
  • 栄養価は問題ないか、偏りすぎもNG
  • 活餌のキープのしやすさ

それぞれ解説していきます。

 

カナヘビが食べるのに最適な大きさか

カナヘビは、おとなになってもそれほど大きくなりません。

また、カナヘビは獲物を丸のみで食べます。

なので、カナヘビが無理なく食べられる大きさの餌は、口から喉をスムーズに通る程度の太さや厚さの餌になります。

直径およそ1cm以内のものであれば通る程度の大きさです。

 

ですから、厚みがそれほどなくても、体の幅が2センチくらいあるような餌は、なかなか飲み込めません。

カナヘビに最適な餌の大きさとしては、長さ2㎝まで、太さ1cmまでが最適といったところでしょう

 

栄養価に問題はないか

餌自体の栄養価も気を付けましょう。

例えば、ミルワームなんかは、管理が簡単で、カナヘビもほとんどの確率で好みます。

しかし、栄養には難があるといわれています(後ほど解説)

 

また、ミルワームでなくても、ある餌ばかり与えるというのは避けた方がよいでしょう

なぜなら、野生のカナヘビは、好き嫌いはあっても、同じ餌ばかりたべているわけではないからです。

ですから、1種類だけの餌を与えるような偏食は避け、たまにでも別の餌を与えてみるのがいいでしょう。

 

活餌の管理のしやすさ

活餌も生き物ですから、餌となってカナヘビに食べられるまでは、飼育をしなければなりません

しかし、餌の飼育にそんなに手間はかけたくないですよね。

そんなキープのしやすさというのも、活餌を選ぶうえでは意外に重要になってきます。

 

 

カナヘビのおススメ活餌を徹底解説

それでは、カナヘビの餌となりうるおススメの餌昆虫について解説を行っていきます。

今回は、上記で挙げた、

  • 大きさ
  • 栄養価
  • 管理

の3点について、☆3つで評価していきます。

今回解説を行う餌昆虫は、

  • ヨーロッパイエコオロギ
  • デュビア
  • レッドローチ
  • ミルワーム

の4種類の昆虫です。

いずれも、インターネットで簡単に購入することができる昆虫です。

 

それでは解説を行っていきます。

 

ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)

housecriket

大きさ☆☆☆

栄養価☆☆☆

管理☆

 

餌としてはおすすめ度No.1です。

成虫は少しだけ大きいですが、おとなのカナヘビであればなんとか食べられる大きさです。

栄養価も高たんぱくで申し分なく、カナヘビもよく食べる優秀な餌です

 

しかし、管理方法によってはどんどん死んでいく、管理が大変な昆虫です。

また、コオロギなので、成虫のオスはよく鳴きます。

かなり大きな声で鳴きますので、たくさん飼育しているとうるさいです。

 

↓↓詳しい飼育方法はこちらの記事で解説を行っています。↓↓

 

餌としては優秀!しかし死にやすくうるさい。

 

デュビア

dubia

大きさ☆

栄養価☆☆☆

管理☆☆

 

こちらはゴキブリです。

デュビアのいい点は、管理のしやすさです。

生命力も強いため、どんどん死んでいくということもありません。

適切に管理すれば永久に増やすことも可能です。

 

しかし、カナヘビの餌としては大きすぎます。

成虫では4~5㎝にもなるため、成虫を消費することができません。

ただ、生まれてから1月~2月くらいは餌として与えることのできる大きさかと思います。

 

ですから、赤ちゃんデュビアに関して言えば、カナヘビも好むことが多く、大きさも最適な素晴らしい餌です。

 

↓↓詳しい飼育方法はこちら↓↓

 

大きいのが難点だけど、赤ちゃんはいい餌になる!

 

レッドローチ

red-roach

大きさ☆☆☆

栄養価☆☆☆

管理×

 

レッドローチもゴキブリです。

レッドローチはいい面がある一方、デメリットも大きい餌昆虫です。

大きなデメリットは、くさい点です。

かなりにおうため、家の中に置くのははばかられます。

 

餌としては優秀です。

成虫は3㎝くらいありますが、体が柔らかいので、食べるカナヘビは食べます

幼虫はコオロギと似た感じでいい餌です。

 

レッドローチはかなりくさいけどいい餌。

 

ミルワーム

meal-worm

大きさ☆☆☆

栄養価☆

管理☆☆☆

 

厳密には栄養価は悪くないですが、カルシウムが少ないとよく言われています。

また、脂肪分も比較的多いため、ミルワームだけをあげ続けることはよくないです。

 

管理については一番簡単です。

放置でいいですが、栄養を改善するためにお好みの餌に入れて飼育するのもいいと思います。

明らかに太く、大きくなりますよ。

 

管理は簡単!でも主食はやめましょう。

 

カナヘビの餌におススメなのは?

筆者
僕のおススメは、イエコorデュビア+ミルワームです。

主食でイエコかデュビアを与えて、ミルワームを時々与えるという感じですね。

 

イエコかデュビアかは、好きな方でいいと思います。

ミルワームは特に管理で困ることもありませんから、おやつとしてストックしていてもいいと思いますよ。

 

レッドローチはくさいので僕はおすすめはしません。

 

↓↓イエコを死なせない飼育方法↓↓

 

おススメはイエコorデュビア+ミルワーム

 

活餌しかダメなの?

カナヘビには活餌が最適と述べてきましたが、人工餌を食べる個体もいます。

野生化で昆虫を食べているという意味では最適ですが、活餌の栄養価が心もとないという場合は人工餌を検討してもいいかもしれません。

カナヘビ専用という人工餌はありませんが、レオパなどを対象とした爬虫類フードはありますので、そちらを試してみるのもいいかもしれませんね。

 

人工餌については別記事で解説を行っています。

 

筆者

人工餌は食べてくれればそれなりにいい餌なのですが、食べる個体があまり多くないように思います。

カナヘビを飼育する際は、必ず昆虫をあげるつもりで飼い始めましょう。

 

 

まとめ

今回はカナヘビの餌として有力な4つの餌について解説を行いました。

参考になりましたでしょうか。

食べるものがカナヘビの健康につながります。

健康にカナヘビを育ててあげるため、餌昆虫についても真剣に考えましょう。

 

筆者
それでは今回は以上となります。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

グラ

趣味でカナヘビやトカゲを飼育。 カナヘビやトカゲの飼育に関する情報を発信しています。

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